行者にんにく
市場に出回らない希少な山菜
4月~5月頃の山菜として知られており、葉茎を主に食用として用います。茎の太さが 1cm程度でまだ葉の開かない状態のものが、味、香り共に濃く珍重されるようです。ニンニクよりもアリシンが多く、抗菌作用を持続させる働きがあります。また、成分中のチオエーテル類が、血圧の安定、視力の衰えを抑制する効果があり、成分を利用した健康食品も販売されているようです。行者にんにくという名前の通り成分はニンニクに近いため、食べたときの風味もニンニクに近く独特の臭いがあります。収穫時期
寒さの厳しいところに自生している植物ですので、春先が収穫時期となります。
行者にんにくについて
分 類 | ユリ科ネギ属の多年草 |
学 名 | Allium victorialis L |
健康成分 | 硫化アリル(にんにくの4倍) |
健康効果 | コレステロール・高血圧・中性脂肪・γGTP などの抑制効果 疲労回復効果 |
食べ方 | にんにくとニラを合わせたような味なので、餃子の具などに利用されます。 おひたし・しょうゆ漬け・味噌漬け |
その他 | 収穫サイクルが3年と長くとても貴重 |